2024年11月頭出しタイトルのみ全文

名古屋の弁護士の能勢洋匡です。

　交通事故のご相談・ご依頼をいただいていると、様々な事故の話を耳にします。

　交通事故は、脇見、ぼんやりしていた、考え事をしていた、携帯電話の使用、スピード違反など、何らかの原因があって発生します。

　特に、道路上で出会い頭の事故は、お互いにスピードを出していることも多く、衝突による衝撃が大きくなります。そのような事故に遭った車両の写真を見ると、フレームが原型をとどめないほど大きく歪んでいることもあります。

　そのような事故では、搭乗者の方も、骨折等の重大な傷害や、長期にわたって疼痛など、大きな苦痛が続くことになります。

　スピード違反やわき見運転などの重大な過失が原因で自動車事故を起こしてしまった場合、取り返しのつかない結果を引き起こしてしまうおそれもあります。

　そうなれば、罰金刑や禁錮・懲役刑などの刑事罰を科されてしまうこともあります。また、運転免許証の停止・取消の処分を受けるかもしれません。そうなれば、それまでの生活や仕事に重大な影響が生じ、人生が一変してしまうかもしれません。

　そのようなことがないように、自動車を運転する際は、是非、安全運転を心がけていただきますよう、お願いいたします。